洗顔石鹸は、プチプラなものから5,000円の洗顔石鹸など、お値段が高いものまで、本当にたくさんあります。
「同じ洗顔石鹸なのに、なぜ、そんなにお値段に差があるの?」
「美容成分がたくさん入っているからじゃない?」
「肌に合えば、安いに越したことはないわ♪」
と、お財布と相談して、なんとなく洗顔石鹸を選んでいる方は多いのではないでしょうか?
洗顔石鹸の安い&高いの差は、その製造方法によります。
今回は、洗顔石鹸の製造方法の種類とその違いについてまとめてみたいと思います♪
洗顔石鹸の製造方法には、主に3つの方法があります。
- 機械練り製法
- 枠練り製法(コールドプロセス製法(無乾燥))
- 枠練り製法(乾燥製法)
目次
機械練り製法とは?
機会練り製法は、たくさんの材料を一気に機械で練っていきます。
全行程を機械で行います。
大量生産ができるので、石鹸1個のお値段も安くなります。
原料の98%が石鹸素地になります。
そのため、保湿成分や香料などは、残りの2%に入れることになります。

カウブランドの牛乳石鹸や、ドラッグストアに売っているシンプルな石鹸になります。
「汚れだけ落とすシンプルな洗顔石鹸がほしい」
「敏感肌だけれど、乾燥肌ではないから無添加の洗顔石鹸がいい」
「脂性肌なので、洗い上がりがさっぱりする洗顔石鹸がほしい」
という方には、おすすめの洗顔石鹸になります。
枠練り製法とは?
枠に流し入れて、時間をかけて冷やし固めて作る製法です。
枠練り製法は、石鹸素地の占める割合が60%~70%になります。
そのため、残りの30%~40%に保湿成分、美容成分を入れることができます。
枠練り製法には2つの種類の製法があります。
無乾燥製法(コールドプロセス製法)
乾燥製法
の2種類です。
コールドプロセス製法は、乾燥させないので、溶けやすく泡立ちにくいという特徴があります。
ですが、熱でオイルに含まれている美容成分が壊れていないので、お肌に美容成分がそのまま届くというメリットがあります。
そのため、洗い上がりはしっとりする石鹸が多いです。
乾燥製法は、さらに60~90日という長い時間をかけ、石鹸を乾燥させていきます。
そのため、コールドプロセス製法より時間がかかります。
溶けにくく泡立ちやすいという特徴があります。
枠練り石鹸の見た目の主な特徴は、石けん分の量が少ないため透明な石鹸が多いです。


当サイトで紹介しているあきゅらいずやVCOマイルドソープなどは、この枠練り製法の洗顔石鹸です。
お肌が健康で、強い!という方の場合は、機械練り石鹸でもOKですが、
・洗顔後にどうしてもつっぱる
・シミやくすみが気になる
・毛穴の汚れや開きが気になる
・小じわやほうれい線が目立ってきた
など、お肌のお悩みを抱えている方は、なるべく自分のお肌の悩みに合わせて作られた枠練り洗顔石鹸を選ぶことをおすすめします。
洗顔石鹸に美容成分が入っていても、すすぐときに全部流されてしまうから意味ない…。という意見は多いのですが、洗い上がりに少しでも美容成分で保湿されることによって、お肌が守られると思います♪